Il Cappellaio

琳派 京を彩る

今年は、琳派生誕400年らしいです。

と、いうわけで、琳派生誕の地・京都で企画展が開催されています。
琳派好きには外せない展覧会です。
平日に行ったせいもありますが、観覧者の平均年齢の高い事(笑)
できれば、展示替えがあったので、10月と11月と2回行きたかったのですが、あいにく都合がつかず、後半展示のみ行ってきました。
が、こういう縁ってあるものなのですね、予想外の出会いがありました。

大学の卒論でテーマにした尾形光琳の描絵小袖があるのですが、その当時すでに重文で、所蔵している東京国立博物館でも展示はしていないものだったので、実際に見る事はできなかった小袖があります。
それが後半展示で来ていました。
もう一つ、酒井抱一が描いた小袖の方は、HPに載っていて知っていたのですが、まさかこれが来ているとは思わなかったので、この時初めてこの企画展の力の入れようを知りました(笑)

工芸品の中で最も劣化しやすく、保存が難しいのが衣類です。
なので、衣装を常設展示している所はほとんどありません。
芸術学の卒論のテーマに取り上げる上で、必ず実物を見るというのは基本ですが、
この尾形光琳の秋草模様小袖に関しては、現物を見る事は難しいという事で、特別に許されていました。
そのくらい日の目を見る事のなかった小袖です。
それが来ている!
それもレプリカではなく、本物が。
これは、かなり凄い事です。
もうこの先一生見られないかもしれないので、本当に行って良かったです。
でも、本当に実物を見てから書くべきだと改めて思いました。
図版では写っていないものは本当にたくさんありました。
よりによって、それが論文の根本に関わるような事だったので、あまりにも衝撃的過ぎて、その後の作品は全く入ってきませんでした。(笑)
ああ!書き直したい!!

そんな、私の人生の中で最も忘れられない企画展の一つになるであろう特別展覧会は、11月23日まで開催されております。


*琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る
京都国立博物館 平成知新館
2015(平成27)年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
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by karin357 | 2015-11-13 16:01 | その他 | Comments(1)
Commented by desire_san at 2015-12-02 09:12
こんにちは。
私も京都国立博物館で「琳派 京を彩る」を見てきましたので、興味を持って読ませていただきました。
国宝5点、重要文化財36点の琳派の絵画や工芸品が揃って見られて圧巻でしたね。幅広く琳派の芸術や工芸品が見られても琳派の全体像が見られてよかったです。宗達、光琳、抱一の「風神雷神図屏風」を見比べ、個々の個性や趣味の違いが分かり面白かったです。

私は、特に俵屋宗達に魅力を感じ、ブログに「風神雷神図屏風」と他で観た宗達の傑作も含めて、宗達の美術について整理してみました。一部でも読んでいただいて、感想などコメントをいただける感謝致します。

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