Il Cappellaio

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Arts and crafts

もう終わってしまいましたが、12月26日まで松坂屋美術館で「ウィリアム・モリス展」が開催されていました。
年末の忙しい時期でしたが、ひょんなことから名古屋へ行く用事ができたので、ついでに寄ってきました。
まぁ、デザイン学ぶ者にとっちゃ、無理してでも行きたい展覧会ではあったのですが。(苦笑)

ウィリアム・モリスは、詩人であり、思想家であり、デザイナでもある、というなんとも一言で肩書きの言えない人です。
アール・ヌーヴォーが開花する直前、その基礎を作り上げた人でもあり、アーツ・アンド・クラフツ運動の中心人物として、デザイン史を語る上では絶対に外せない人でもあります。


私、実は初めてモリスの展覧会へ行きました。
文章で、彼のことは知っていた私ですが、実際に作品を見るのは今回が初めてです。
会場内では、当時のモリスのデザインした室内が再現されていたり、壁紙のデザイン画から、実物の家具や本、テキスタイルまであったりとバライエティに富んだ内容でした。
やや展示数は少なめでしたが、彼の仕事を大まかに通観することはできたと思います。
個人的に印象的だったのは、ステンドグラス。
これは実物を持ってくることは不可能ですので、全部写真だったのですが、初めて彼のステンドグラスを纏まって見ることができたので、嬉しかったです。
モリスと言えば、壁紙やタピストリーが有名で、こうしたものの図版は多く出版されているのですが、ステンドグラスはあまり見る機会がなかったので、あれだけ纏まった数一気に見ることができたのはラッキィでした。


モリスは、身の回りに質の良いものを、美しいものを置いて、人々の趣味の向上、生活の質の向上をはかった人です。
そして、何より拘ったのは手工芸。
まぁ、そのために商売としてはやっていけなかったという現実もあるのですが、質は確かに良いです。
だって、今見てもとても新鮮だし、綺麗に残っているから。
それに、彼の身の回りに美しいものを置くという考えは私もすごく共感できるし、そうあるべきだと思う。

しかし、日本人の眼から見れば、彼のデザインした部屋というのは、模様が多すぎてちょっと倦厭してしまうのかもしれないなぁ、と思いました。
ひとつひとつは良いものなのですが、これを幾つもまとめると、ちょっと・・・。
と、いうのが正直な感想。(笑)
使い方次第なのでしょう。
モリスのデザインは今見ても使えるものばかりです。
それを生かすか殺すかは使う人次第のようです。
でも、その使い方を「作る」のもデザイナの仕事なのでしょうね、きっと。
まぁ、あの柄だらけの部屋にちょっと煩さを感じてしまうのは、私が日本人だからでしょう。
日本の部屋にはまず壁というもの自体が少ないし、色の数も模様の種類も少ない。
でも、何よりも一番大きな要因は空間一面に模様を敷き詰める、という文化がないからでしょう。
それは、日本がと洋画を比べてみれば一目瞭然。

こういうところで文化の違いを感じます・・・。



余談ですが、栄のラシックにはモリス・デザインのインテリアを販売しているお店があるようです・・・。
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by karin357 | 2005-12-28 23:16 | その他 | Comments(0)

La perla bianca

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OPIを買い始めて早3年余り、実はOPIの代表カラーとも言えるキョウトパールを買ったのは今回が初めてです。
定番カラーなだけに手を出すのが遅かったというか・・・。
一時、パール入のものが沢山出回っていた時期があったのですが、私は早々とそのパールに飽きてしまって、それでマットカラーが豊富なOPIに目をつけたのが最初だったので、OPIのパールカラーは持っていません。偏光パールはありますが、こういう王道のパールは持っていませんでしたね、そういえば。(笑)

実は、この2本、キョウトパールと今年のホリディコレクションのRS5R4とでセットになったものが発売されているのですが、私はあえてバラバラで・・・。
何故って、高かったから。(笑)
今、日本でのOPIの値段は1本2100円。で、このセットだと3000円以下で変えてしまうので、バラバラで買うより安いのです。
しかし、インポート商品を買っている私にはそれでも高かった・・・。

でも、この限定セットを見たら、キョウトパールが欲しくなりました、ので買ってしまいました。
すごく懐かしい色味。
昔、こんな色持っていました。
早々と飽きましたが・・・。(苦笑)
でも、とっても上品なパールです。
古い色を生かすか殺すか、結局使い方次第なのかしら?
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by karin357 | 2005-12-27 16:56 | その他 | Comments(0)

la informazione perduta

いろいろとあったカネボウ株式会社。
今、どうなっているのですかね?

なんてことを真剣に思い始めた今日この頃・・・。

なぜにそんなことを?
と思われると思いますが、
私の目的は、鐘紡繊維美術館。
これ、今どうなっているのですか?
ホームページを探したら、サイトが削除されているみたいで、まったく現在の情況が分からない状態。
もともと、春と秋しか開館していない美術館なのですが、今どうなってるの?
ちゃんと開館してくれるんだろうか?
多分、「美術館」と名乗っているのだから、所有者とは独立してると思うのですが・・・。

だって、あそこの所蔵品も物凄い数だからね。
しかも、腐食し易い繊維だから、ちゃんとキュレーターがついているはず。
せっかく来年の春に行こうと思っていたのに、HPが無いなんて・・・。

違う方法で情報を探さないといけません・・・。
こういう時に思う。
インターネットって本当に便利。
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by karin357 | 2005-12-21 22:24 | 日記 | Comments(0)

Let it snow

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何故なのでしょうか、だんだん年を取るごとにLet it snowなんて言ってられなくなる。(笑)

私の住んでいる所は雪はそれほどひどくありませんでしたが、本当に今年の冬は寒い。
去年はすごく暖かかったのだけれども・・・。
だって、年明けるまで毛布出さなかったもんね。(笑)
今年はしっかり掛け毛布も敷き毛布も入れています。


なんて言っていても、早速今年も猫を連れて雪の中散歩に行きました。
↑はその時のショット。
やっぱり写真に撮るとちょっと暗いですね。
温室育ちの猫なので、寒いのは駄目かと思いきや、意外と平気そうでした。
ちょっとがっかり。(苦笑)

それから今年は初、雪の中をドライブしてきました。
いや、どうしても出て行かなくてはならなかったので。
タイヤで雪を踏みしめる時の音が何とも言えない。(苦笑)
いつになく緊張したドライブでした・・・。
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by karin357 | 2005-12-20 11:05 | 日記 | Comments(2)

La invernata

師匠も走る師走。
てなことで、漸く年賀状が完成しました。
一仕事終了。


それにしても今年の冬は寒い。
ちょっと早い冬将軍の到来。(苦笑)
私は暑いよりも寒い方が好きな人間ですが、この冷たい風はやっぱり嫌いです・・・。

そう言えば、昨日久しぶりに裏帽子屋をリニューアルしました。
気がつけば、今年プロフィールの「オススメ」に書いた本はたったの3冊・・・。
去年は11冊。
この差は一体何だろう。(笑)
読んだ本の数はそれほど変わらないのですが、
やっぱり去年は本の当たり年だったのね。
いい本にたくさん出会いました。
まぁ、今年はあまり小説自体を読まなかったのもあるのですが。
今読んでいる本で1冊載せようかなと思っているものがあるのですが、
多分来年分になるだろうしなぁ・・・。
小説じゃないのですが、結構面白い本なので。

ちなみに今年の〆は森茉莉です。
なんか凄い終わり方だなぁ。(苦笑)
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by karin357 | 2005-12-17 15:52 | 日記 | Comments(0)

Il diario

もうすぐ年末、ということで、
昨日は一日かけて病院を3軒はしごしていました・・・。
皮膚科→皮膚科→耳鼻科。
はぁ、疲れた・・・。
お陰で昨日は何もできず・・・。
血も採られたし。
最近は失敗していませんよ。(苦笑)

それにしも、今月もなんだか忙しいなぁ。
頭にのんびりしていた分、ツケが回ってきています。
いよいよ本格的に卒論も手をつけなければならなくなってきたし。
うーん、アイディアが出てこなくて頭痛い~。
難産です。(笑)
あと一週間で出てこないとピンチ。
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by karin357 | 2005-12-14 14:06 | 日記 | Comments(0)

文明の力

我家にフードプロセッサがやってきました。
買うと結構するので、「まぁ、いいや」と先延ばしにされていた一品。

某ドラッグストアのポイントで貰いました。
つまりタダ。(笑)

まぁ、こんな機会でもないかぎり、我家にはやってこなかったかもしれません・・・。
そして、昨日さっそくスコーンを作りました。
とっても楽。

スコーンって固いバターと小麦粉を混ぜるという作業がとてもつらくて、時間がかかるのです。
それが、フードプロセッサならば、すぐにできてしまうのです。
手でやれば、確実に30分はかかるけれども、これだと1分ほどでできてしまう。

なんて素晴らしいのでしょう!(笑)
そう、スコーンを作るために欲しかったのです。
でも、これだけの理由じゃ購買意欲は湧かなかったわけです・・・。
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by karin357 | 2005-12-12 10:13 | 日記 | Comments(0)

success pink

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ピンクと言うよりは、ベージュに近い桜色。
フォクシーのサクラピンクです。
これは、サクセスピンクとも呼ばれているそうで、大事な時に是非、というもの。
それならば、ということで就活ネイルに選びました。
後は、いつものお世話になっているブランド、クレ・ド・ポーのヴェルニを買う予定。

ネイルに出した金額としては過去最高額。
面白いのですが、サロン御用達のネイル専用メーカーよりも、化粧品メーカーのネイルの方が相場が高いのですよね・・・。
まぁ、クレ・ド・ポーは別ですが。(笑)
そして、フォクシーも化粧品メーカではありませんし。
でも、お値段はデパートに入っている化粧品ブランドと同じくらい。

フォクシーの洋服は、そう簡単に手に入れられるものではありませんが、その質とセンスを感じたいならば、化粧品をお勧めします。
特にフォクシーのネイルは、全色揃えれば、どんなシーンにでも対応できる、厳選された色です。

でもね、初めてフォクシーの洋服を間近で見て、やっぱり凄いと思った。
私が行った時は、ブラウンのスカートのセットアップがトルソーに着せてあったのですが、溜息が出るほど美しい。
私、雑誌の写真を見て「これ、実物を見たらもっと綺麗なんだろうなぁ」
と思ったのは今まででフォクシーだけなのですよ。
あの、ただし、オートクチュールものは除きます。(苦笑)
写真と言うのは、大抵実物よりも良く写ってしまうもので、通販などで買う時はこういう点に気をつけなければなりません。
それが、フォクシーの場合は逆でした。
これぞ衝撃的。
隅々まで統率のとれた構造。
優しい線を描きながらゆっくりと流れ落ちるスカート。
当然のごとく細部まで注意の行き届いたシルエット。
ひとつの作品と言っても良いほどの仕上がりです。
完成されたもの、というのはこういったものにこそ言うのが相応しい。
いつかセットアップで1着は欲しいブランド。

美術館へ行くと、何時間でも眺めていられる作品があります。
それに近いような印象を受けました。
本当に、いつまででも眺めていたい気持ちに駆られました。
すごく完成度の高い洋服です。
本当に綺麗。
この一言につきる。


*FOXEY

http://www.foxey.co.jp/

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by karin357 | 2005-12-08 23:27 | 日記 | Comments(0)

La lettera dal passato

近頃急に冷え込んで外を歩くのがだんだん辛くなってきましたね・・・。
体調崩さないように気をつけなければ。
年末に風邪なんてひきたくない。(苦笑)

そういえば、昨日、珍しい人から手紙が送られて来ました。
差出人が二人。
ひとりは中学時代に担任をしてもらった先生。
うん、なんかずっと「シスター」って呼んでたから、先生って書くのは違和感あるなぁ。(苦笑)
母校の経営とは別の修道院から来てるシスターで、当時担任をしてもらっていました。
そして、もうひとりは自分。
一瞬何のことだかさっぱり分かりませんでしたが、
自分の名前の下に書いてあるクラス名と出席番号を見て思い出しました。

タイムカプセル手紙版といった感じでしょうか。
10年前に「今の自分」というのを書いて、封をして、
それをシスターが保管して、10年後に出すというもの。
一番懐かしいと思ったのは、シスターの字。(笑)
だって、変わってないんですよ、全く。
自分の字はすごく変わってました・・・・。
もともと、私は字の変わりやすい人間ですが、まさかあんなに変わってるとは思いませんでした。

はぁ、あれから10年ですか・・・。
凄いなぁ。
ちゃんと覚えてて送ってくれたシスターも凄いと思う。(苦笑)
当時書いた内容に「絶対に10年後の私は忘れてる」
っていうのがあったけど、まさにその通りだった。(笑)
でも、覚えているものはちゃんと覚えているもので、見た瞬間にその時どんな気持ちで書いたかまで思い出しました。
恐ろしくなりますね、10年。

しかしなぁ、人って変わるものですねぇ・・・。
10年、前半戦は山も谷もない、比較的のんびりとしてましたが、後半戦はまぁ壮絶と言うか。(笑)
まぁ、そのお陰で10年経った今では、元気に人生謳歌しております。
変わってないのは、早く歳を取りたい、っていうことですかね。
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by karin357 | 2005-12-07 11:19 | 日記 | Comments(0)

La biblioteca

先日、卒論を担当してもらっている先生に勧められて京都府立総合資料館へ行って参りました。
やっぱり京都の冬は寒い。(笑)
でも、紅葉は今が一番綺麗なようです。
北山の紅葉の紅が凄く綺麗でした。
今週でぐっと冷え込むそうなので、一週間もたたないうちにきっとみんな落ちてしまうのでしょうが・・・。

私の専攻している分野は一応工芸染織なのですが、これがまた地元の図書館には資料がない。
一応伊勢型紙の地でもあるんですけどね、染織関係の書物が少なくて・・・。
で、それを嘆いていたら、先生にそれだったら、と言ってここと京都府図書館を紹介されました。

歩道に落ちている黄色い銀杏の葉を踏みしめながら辿り着いた資料館。
休日だったこともあってか、思ったよりも人が多かったです。
で、この日は一通りどんな本があるのか、を見て来たのですが、
凄いですね。
さすが京都。
研究者の人数自体が少ないので、やはり他のポピュラーな分野ほどわんさかはありませんが、地元に比べるとずっと多い。
コンピュータの検索でずらっと出てきた結果を見て、思わず頬が緩んでしまったほど。(笑)
これから、ちょこちょこ通うことになりそうです・・・。
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by karin357 | 2005-12-05 15:30 | その他 | Comments(0)

ひなの成長日記
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